ジレンマ 作詞/作曲 田村 弘志
愛想笑いがうまくなった いつも無難な笑みを作っているだけ
いつの間にか大人になり 自分を押し殺すことにも慣れた
思い切り笑える時間が少なくなって
無邪気な気持ちが気付かぬ間に大人の社会から消えてしまった
誰もが小さい頃にはささいなことでも
心からいつも笑えていたはずさ
知らぬ間に大人の世界に引きずりこまれて
自我と世間体の狭間でもがいている
人は人だよと良く言うけど 誰もが人と比べたがる
自分の良い所に自信が持てなくて 自分より劣る人を見つけたがる
心なしか寂しいけど 僕らはそうやって生きてきた
誰もが首をかしげながら 変えることのできぬシステムに頭を抱えてる
競争社会が現実に発展を作り出す
そんなジレンマに人は何を思う・・・
長い雨の日は続く いつ晴れるのだろう?
人はただ今日をひたすら生きるだけ
ふと今まで歩いた道を振り返る
そこにはどんな景色があるのだろう・・・
一緒にバラ色の未来を夢に見続けよう
そして新しい今を見つめ直す
僅かな光が見えたら真っ直ぐ前を見て
自身のその足で前に進めばいい
暗い雨の夜が明日は晴れますように・・・